2009年12月5日土曜日

Fender Custom shop MASTER GRADE series 2-1 







マスターグレードシリーズは山野楽器が1996年から1999年まで
フェンダーカスタムショップにオーダーしたシリーズですが、カタロ
グ品ではないため資料があまり残っていません、当時のギター雑
誌にはかなり載っていた記憶がありますが。
Fender frontline players guide volime2 spring99というフリーの
雑誌に詳細が少し載っていましたので自分への備忘録的に掲載します。

MASTER GRADE series 
今ままで、どれだけのギターがヴィンテージ・フェンダーのトーン再現
をコンセプトとしてきたでしょうか?
現代音楽の為の歴史的遺産ストラトキャスター。

まるでシンガーが歌うようにプレイヤーのピッキングニュアンスは勿論、
感情の起伏さえも伝えることのできる究極の楽器。
そのトーンとスピリッツを余すところなく再現することをを使命とし、
これからの音楽史を築いていく多くのプレイヤーとともに育って欲し
いという願いをこめてカスタムショップが心血を注いで制作されたシ
リーズがマスターグレードなのです。
それでは具体的にマスター・グレード・シリーズの特徴を説明させて
頂きます。

ヘッド
マスターグレードを見たときまずヘッドのフレンチカーブに注目してください。
それは緩やかなS字の曲線を描いています。これはトーンに直接関係する
ことではありませんが、ストラトキャスターの顔とも言える部分であり、この
シリーズの立ち上げの際譲れなかった部分の一つです。
そして1弦から6弦までのペグは狭い間隔で密接しています。これは1980
年代に導入された1度にペグポストの穴をあけるオートメーション・システム
を潔く廃し再び手作業で行うことによって可能になった部分で、こだわりが
効率的な生産性に勝るというこのシリーズの精神の表れなのです。
またこれは弦のテンションに直接影響するためマスター・グレードの
ヴィンテージトーンを形成するファクターのひとつでもあります。

ネック
次にネックですがこれはぜひ楽器店で実際に握ってみて欲しい部分です。
オリジナルモデルをサンプルとし、ほどよくエッジの落とされた7.25インチ
(184mm)Rグリップとトップクリアーが適度に落ちた状態を再現した塗装は
手に心地よく無駄な力の入らないスムーズなフィンガリングを可能にします。
また指板はオリジナルに使用されていたブラジル産ローズウッドが
近年取引を規制されていることから、現在伐採可能な木材の中で
最も品質の近いアフリカンローズウッドを採用しました。

更に指板接着面は61年モデルが平らなスラブ・ローズウッド仕様
63年モデルは曲面状のラウンド・ローズウッド仕様と62年中期に
行われた仕様変更の史実に沿ったスペックとなってます。
補足としては指板ローズウッドの厚みもトーンに影響を及ぼすこと
になるのでこれは実際にトーンをチェックして好みで選択してください。
2-2へつづく。

メインブログはこちらです。↓

Fender Customshop MASTER GRADE series2-2 ↓
コメントを投稿